作品 / 球体写真
Emulsification / 乳化
Emulsification #1–#15 直径40cm ガラス球に写真乳剤(球体写真) ※シカゴ美術館・群馬県みなかみ町 蔵
我々の日常には様々な複製が溢れ、生命の複製さえ生産されている。
複製を背負って存在する中で、実物の存在を探している。
存在を取り巻く現在は、刻々と訪れ、同時に、過ぎ去る。記憶は現在を複製し保存する。複製された現在は、ときたま顔を出すが実物に打ち消される。歪みを生じた現在は、乳化を伴い再び保存される。
― 作品によせて
球体写真が初めて完成した作品。かつて織物の町として栄えた桐生の工場跡と、その敷地の母屋・井戸・柿の木・椿・温室など15か所に、内側に乳剤を塗ったガラス球を置いて撮影し、撮った場所に戻して展示した。
発表
- 1997年7月 「桐生再演4~街における試み」/旧森山芳平織物工場、桐生市有鄰館(群馬・桐生)
球体写真9点を発表 - 1998年1月 「TRACE展」/Galerie SOL(東京・早稲田)
球体写真1点を発表 - 1998年11月 「現代の美術」/井上画廊(東京・銀座)
球体写真3点を発表 - 1999年6月 「新人助手展」東京芸術大学絵画棟演習室(東京・上野)
球体写真3点を再出品 - 2001年6月 「Open Studio」/東京芸術大学(東京・上野)
球体写真1点を発表、ドローイング(紙に鉛筆)2点発表 - 2002年1月 「2002.HERE」/ギャラリー毛利(東京・銀座)
球体写真3点発表 - 2003年8月 「ピンホール写真2003展」/GALLERY ississ(京都・北山)
球体写真3点を発表 - 2005年6月 「Voice of Site国際交流NY展」/VISUAL ARTS GALLERY(New York・USA)
球体写真1点を発表


























